電車男・台湾版

來了來了來了ーーー!!

本屋をのぞいたらこんなのを売ってたのでついつい買ってきてしまった。NT$280。
アマゾンのデータベースには収録されてないようなので(ASIN:9578035233)、書影などは→こちらで


そもそも元の日本語のもちゃんと読んだことはないのだが、かなり忠実に翻訳してるんじゃないかな、と思う。冒頭に「逝く」とか「ガイシュツ」とか「厨房」とか数十項目の用語集があるほか、ところどころに注釈が入っていて、例えば

【註】NULUPO:没意義、nonsense之意,源自英文Null Pointer Exception(空白指示),日本網路上,凡是句子中出現ぬ (nu)、る (lu)、ぽ (po) 這三個音,就會有人喊『喝!』

なんて書いてあったり。


日本でもたびたび報道されているように、台湾における日本への関心は大変なもの。街には怪しげな日本語があふれている。
九州とほぼ同じ面積、人口は東京と神奈川を足した程度の小さな国なので、国民の需要に対して国内の文化リソースが十分ではない。しかし外に目を向けようにも一番近いはずの大陸中国とはものすごく微妙な関係、となると日本に関心が向くのは自然な成り行きなんだろうとは思うが。