郵政民営化カウントダウン

もうほとんどの郵便局は金曜日の窓口業務を終えて、あとは10月1日の民営化を待つばかりだろう。NTTやJRの時に感じた新鮮さや期待感は少なめで、あちこちに貼られた郵便局の広告も希望を感じさせるというよりは不安感を解消するのが主目的に見える。

友達の郵便貯金マニアはここ最近、「○○局で貯金ができなくなる」と大騒ぎだった。だから今のうちにそこで貯金するとか。何のことかと思ったら、10月から郵便貯金の業務は基本的にこれまでどおり郵便局が引き継ぐものの、一部の大きな局の貯金業務は「ゆうちょ銀行」の直営になるので、そこで貯金をしたところで「郵便局」での貯金ではなく「銀行」での貯金になってしまう……という話らしい。言葉はちょっと間違っているかもしれない。そういえば新宿局のガラス扉にも「ゆうちょ銀行 本店 新宿出張所」なんていう妙な店名表示が準備されていたが、これが直営店ということらしい。

ちなみに30日はATMが止まるそうなので、例えば「新宿郵便局」で貯金ができるのはATMでも29日まで、ということらしい。記念にやっとくか。とは特に思わないが。