陸別駅跡にて

ちほく高原鉄道の車両たち

北海道にいたのは一昨日の夕方まで。その後無事に女満別から関空まで飛んで、あとはずっと実家に籠っている。
天気にはあまり恵まれなかったものの、総じて良い旅行だったと思う。悔やまれるのは、関西空港駅ではるかの特急券を買うときに、「指定席ですか自由席ですか」とわざわざ聞かれたのに、ついいつもの癖で「指定席!」と言ってしまったことぐらいのものだ(自由席も十分空いていた。710円も余計に払ったことになる。悔しい)。
さて、2日の朝、網走はまさかの雪だったのだが、車で走れないほどの天気ではなく、藻琴駅と北浜駅(どちらも駅に飲食店が併設されていることで有名だが、朝早かったので両駅とも開店前だった)に寄ったりしつつ、屈斜路湖、阿寒湖と見て回った後、足寄から陸別までふるさと銀河線に沿って走ってみた。雪は網走付近だけだったようで、内陸では風は強いもののおおむね晴天だった。
銀河線は廃止後日が浅いので鉄道設備はほぼそのままだが、駅名標が撤去されていたり、踏切の線路側に柵がつけられたりはしていた。足寄駅と陸別駅は道の駅になっている(廃止前から)が、両駅ともに「銀河線は廃止されました」という内容の掲示がひとつも見られないのは意外だった。将来的には一部区間を復活させて動態保存するという構想があるそうで、その準備ということもあるのだろう、写真のように陸別駅には車両が集結していた。写真に写っていないのも含めて6両いたが、これで全部なのだろうか。