鹿島臨海鉄道臨港線、一日限りの復活運転

神栖駅構内

大洗鹿島線の20周年記念だそうで、かつて旅客営業していたが現在は貨物営業のみとなっている鹿島臨海鉄道臨港線(鉄道要覧では「鹿島臨港線」)が今日、鹿島サッカースタジアム〜神栖間 10.1km で復活運転をした。ので、行ってきた。友達二人と。
列車はスタジアム発10:05、11:54、13:49の3本で、神栖までの所要時間は26分。それぞれ神栖で37〜58分の滞在時間で折り返すダイヤとなっていた。車両は6000形の2連。
1本目に乗るべく9時40分頃にスタジアム駅に着いたのだが、この時点で改札制限がかかって1本目には乗れず。1本目が超満員で出て行った後、乗車券*1を買って、あとはスタジアム周辺で「鹿嶋まつり」というのが開かれていて模擬店がたくさん出ていたので、そのへんで時間をつぶした。
2本目が発車する頃には大雨になっていた。ホームにいても濡れるほどだったが、列車の運転に影響するほどではない。問題は傘を車の中に置いてきてしまったことで……。
神栖までは実質15分ほどの行程で、残りの時間は神栖駅構内の入換だった。何しろ貨物駅なので、貨物の着発線に着いてから、入換標識に従って車庫線に転線していくことになる。で、タラップ(ではないな、何と言うんだあれは。幅の狭いホームみたいなあれ)を降りた先に車庫の建屋があって、中の景色がこの画像のような感じ。小ぢんまりした、いい感じの車庫だった。中央のマリンライナーはまなすは、車内が開放されていた。雨だったが外にも出て機関車などの写真を撮り、同じ列車に戻ってスタジアム駅へ戻った。
今回の臨時運転、天気が悪くて残念だったが、お客さんの集まり方としては大盛況で、よかったと思う。500円という運賃設定、臨鉄としてはもっと取っておけばよかったと思っているのではないだろうか。これに味を占めて来年もきっとやるだろう、と話しつつ帰京した。

*1:補充券に「(企)鹿島サッカースタジアム←→神栖」という判を押したもの。往復500円。値段と日付はちゃんとパンチされている。