そういえば、リニモに乗ったのだった

□□八草駅

危うく書き忘れるところだった。まあ八草の写真まで載せているのだから分かるだろうけど。というか分からなくてもいいのだが。
昨日の行程をざっと書いておくと、まず2時半起床。そこまで早い必要はないのだが。4時半にタクシーを呼んで(東京に来てから自分ちにタクシーを呼んだのは初めてだ)、道を知らない運転手で困ったが、こちらが道案内しつつ成城学園前にたどりついた。
下りの始発はよく空いている。新宿じゃなくてどこか途中の駅発だからだろう。私の前の席には釣り客。横にはサーフボードを担いだ人も乗って来た。どちらも江ノ島方面へ行くようで、相模大野で降りていった。
小田原でJRに乗り換え。ムーンライトながらの折り返しのやつ(駅で「2ドア」の表示を見るまで知らなかった)。微妙な混み具合だったが、無事座れた。これで静岡まで。
静岡で211系の普通、浜松で313系の特別快速と乗り継いで、岡崎で愛環線に乗り換えるのだが、岡崎の接続が驚くほど悪くて待ち時間が28分もある。小腹も空いていたので駅前にハンバーガー屋のひとつぐらいあるだろうと探したのだが、何もない。家康公のお膝元というのになんというザマだろう。中心地から外れているということなのだろうが、JRの駅前でこれはひどい。コンビニはあったので、おにぎりのようなものを買って、駅のベンチで食べた。
愛環は(昨日も車内から書いたとおり)JRの車両が来た。211系。愛環の新しい車両と比べると正直、損した気分ではある。方向幕はただの「名古屋」。駅の発車標にはさすがに「高蔵寺経由」の表記があった。中間車に乗ったところ、岡崎から2駅ほどは私以外に客がいなかった。
そして、八草に到着。駅は万博対応の設備を取り壊す工事が進んでいるところだった。交換設備の使用も停止。エスカレータやエレベータも使えなくなっていた。でも客の乗り降りはそこそこあった。10人ぐらい。一方、連絡通路ですぐのリニモの駅(万博八草)は、特に万博後に縮小されたという風ではなかった。
リニモ自体は特に何ということはない。浮いているところが視覚的に分かれば面白いのだが、それは無理なので、結局普通の新交通システムになっている。万博会場駅が3線か4線ある巨大な駅なのが今となっては寂しいところだが、今後の跡地再開発次第では活用されることもあるのだろうか。ちなみに会場跡地は藤が丘に向かって左手に見える。大規模な取り壊し作業はまだ始まっていないようだった。
藤が丘が地下駅なのに驚いて、にもかかわらず地下鉄が地上駅なのにはずっこけた(地下鉄は前にも乗ったことはあるが、忘れていた)。地下鉄で名古屋まで移動。リニモと地下鉄で、1月に中部空港へ行ったときに買ったトランパスをようやく消費できた。
名古屋駅のホームできしめんを食べ、快速で米原、新快速で京都へ。米原14:56発の新快速だが、発車時点で14:55着のしらさぎ9号はまだ到着していなかった。じつはこの乗り継ぎをしようかとも考えていたので、やめておいてよかった。京都では新風館で[ma]が無料ライブをしていたので(今回、朝が異常に早い行程になったのもそもそこれに合わせるためなのだが)それを見てから、実家に向かった。
リニモに乗った結果、未乗区間は再び七隈線だけになった。