廃墟

大谷グランドセンター


昨日行った大谷資料館の近くにある廃墟。大谷石でできた山の上に、山と一体化した形で作られている。後で調べたところでは、名前は「大谷グランドセンター」という。(google:大谷グランドセンター)

ホテルかと思ったが、地元のおばちゃんによると「ドライブイン」だとのこと。ドライブインという言葉で普通にイメージする施設とはちょっと違うようにも思うが、要するに宿泊施設ではなく、日帰り客を対象にした食堂・風呂などの休憩施設ということのようだ。

おばちゃんいわく、息子さんが事業を継がなかったためにこういうことになっているんだという、無人の廃墟とはまた異質な人間的な話。でも今、裏で温泉を掘っているから、復活するかも知れない、とのこと。

ただ、同行の建築に詳しい皆さんの見解としては、この建物に関してはリストアはもとより、取り壊すのすら困難ではないかという話。素人目にもそう思った。といっても現状のままで観光資源にってわけにもいかんからなあ。