きょうの鉄道ニュース
▼ 警報機ない踏切死亡事故でJRに賠償命令・前橋地裁(日本経済新聞)
判決理由で東条裁判長は、踏切の見通しが悪く電車の接近に気付かない危険が大きいことや、1日の電車の通過本数が200本を超えていたことを指摘し「少なくとも警報機を設置しなければ踏切としての機能を全うしない」と認定。
亡くなった子供は当時中学一年生。もちろんそちらの過失が大きく認定されてはいるが、踏切事故で鉄道会社側の責任も認めるというのはびっくりだ。JRは控訴しているが、上級審の結果にかかわらず今後第四種踏切の減少は加速するんじゃないかと思う。
事故現場の「前橋市江田町」の地図を下に示す(踏切が具体的にどの地点かは不明)が、「見通しが悪」いというのは本当だろうか。朝日新聞の記事によると撥ねたのは下り列車だそうなので、地図で言えば左下から走ってくることになる。