桜上水で人身事故

今日の夕方、京王線で人身事故に遭遇した。自分は橋本行きの急行に乗っていたのだが、その一本前の列車(後で知ったところでは準特急)が桜上水で事故ったとのことで、明大前で抑止された。
しばらく止まるのかと思っていると、すぐに、この列車は下高井戸まで動かします(ただし下高井戸で乗降はできません)という話になった。後続の各停を代田橋で止められなかったのか何か知らないが、最後尾から見ると確かに列車がすぐ後ろに来ているので、動かさないわけにいかないようだ。長時間止まって振り替え輸送とかいうことになると下高井戸なんかで下ろされるよりは一般的には明大前のほうがいいのだが、そのへんの説明はなし。
そうやって明大前を発車するかしないかという頃に車掌室の列車無線から聞こえてきたところによると、先行の事故車は運転に問題なく、運転再開とのこと。結局下高井戸では停車せず、桜上水の副本線(本来は本線)に到着した。
桜上水ではホーム上に警察官と救急隊員がいて、運転再開が早かった割には本格的な人身事故だったことが分かる。発車の際、ホームを眺めていると、布で覆われた大きなものが一瞬目に入った。まず間違いなく、亡くなったのだろう。飛び込んだのか触れてしまっただけかは知らないが、通過列車を相手にしては人体は脆い。
次駅千歳烏山の時点で、遅れはわずかに9分だった。