「日本国有鉄道」、戦前の用例

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鉄道博物館欧亜連絡の乗車券が展示されるという話で、写真が載っているのだが、よく見ると右側の大阪−ロンドン(一等)の券の表紙には「日本国有鉄道」と書かれているようだ。左側のは大連発なので「南満州鉄道株式会社」。
1913年から1939年まで使われた乗車券だそうなので、公共企業体日本国有鉄道」ができる、少なくとも10年前のもののはず。なのに、「鉄道省」ではなく「日本国有鉄道」という表記が使われていたとは知らなかった。切符収集をしている人には常識なのかなあ。