カテゴリー拡大案

id:n_kakka:20050221#1108919112さんリファありがとうです。以下、閣下案へのコメントです。

舞台芸術が「アート」に含まれるというのは論理的には間違いではないのですが、直感的ではなく、あまりよいとは思っていません。特にお笑い芸人の名前が「アート」というのは、相当な違和感があります。そういうのを「アート」から引き剥がすためには、強力な吸引力がありそうな「芸能」カテゴリーの新設が必要だと私は思います。

ところで「テレビ・ラジオ」というカテゴリー名ですが、このように中黒を含むカテゴリー名は前例がなく、私個人としては抵抗があります。中黒を使えば柔軟なカテゴリー設定ができるのはわかりますが、美しくないです。ということで私の案では、ちょっとカビ臭い名前ですが「放送」としてみたわけです。

電話など通信技術は「サイエンス」で対応可能、という説には断固反対です。現状で既存のカテゴリーに分類されていないのは、それなりに理由があるのですから。そこまでの拡大解釈は無理があるということです。何らかの新たなカテゴリーを新設するのが適当かと思います。

マスメディアに関してはテレビやラジオは上で分類済みですので、問題は新聞(と広告?)の行き先だと思います。上の仮称「放送」カテゴリーを「メディア」としてしまうのも一つの手ですが、テレビドラマの名前などはかえって入れづらくなりそうで悩ましいところです。ドラマに関しては「映画」を(中黒が現れてしまいますが)「映画・ドラマ」にしてしまっても全然問題ないと思うのですが。

抽象名詞に関してはわざわざカテゴリーを作らなくても、「一般」に残しておくという方向性もあるんじゃないでしょうか。「一般」のキーワードリンクをオフにできるようにするのが条件ですけど。あと15個ぐらいカテゴリーを作れば、最終的には「一般」は、抽象であれ具象であれ、カテゴリーに収まらないヘンなキーワードの溜まり場になっていくと思いますので。