iPodにFMトランスミッタ

FMトランスミッタを衝動買いしてみた。ビックカメラで2,919円。
↓これ。これをiPod miniにつないで、カーラジオ経由で聴いてみようという算段。

audio-technica AT-FMT5 SV カーFMトランスミッター

で、今日のドライブで使ってみた。結果としては、まあ予想通りなのだが、

1. 設置位置がかなりシビア

クルマの電波遮断性の問題とか、ラジオ側のアンテナの位置の問題とかあると思うが、くっきり聞こえるのは「サイドブレーキの真横、10cm以内」とかそんな感じの限られたポジションで、本体も特定の方向を向けて置かないといけない。

2. チューニングが面倒

発信周波数は76.5MHz〜77.5MHzの範囲でアナログに調整できる。ラジオのチューニングは0.1MHz刻みにデジタルなんだから発信側もデジタルできっちり固定してくれると嬉しいのだが、そうはいかず、しかも、走行中にだんだんずれていったりしてくれる。本体には目盛すらついていない。結果、調整は昔懐かしいアナログなラジオでチューニングするのと同じ感覚で、くりくり回している間にフッと雑音が切れる瞬間を探すやり方しかないのだが、そんなの運転中にしてられないわけで(片手でできるので、無理ということもないが)。

3. 操作するスイッチが多すぎ

これは機械の問題ではないのだが。iPodとトランスミッタとラジオ、3つの機械を一斉に動かしてようやく音が鳴るというのは、起動したり止めたりする際にはえらく手間取る。現実的ではない。


てことで、ほとんど実用的ではなかった。助手席に誰か乗ってもらって操作してもらえば問題ないかも知れない。
ただ、上のASINページ経由で知った情報だが、アンテナを増設する、という裏技があるようだ。これでも解決できるのは上の1番だけだけど。