色覚バリアフリー

キーワード「ラインカラー」の資料を探しているうちに見つけた資料。
http://jfly.iam.u-tokyo.ac.jp/color/subway_s.pdf

営団と都営の路線図を題材に、色盲*1の人とそうでない人にアンケートをとって、色の見分けについて調べている。

路線図などの改善策(記号や文字を併用する)も提示されていて、一見するとずいぶん余計なものがくっついているなと思うが、白黒コピーでも区別できるという点では、確かに色盲じゃなくても利点だ。

そういえば東京メトロは路線名はアルファベットを併用するようになるんだったっけ?


ところでキーワードのほう。上のPDFに載っていた色名(下記)は正式のもののようだが、結局使わなかった。大江戸線が「牡丹色」とか言われてもねえ、ということで。

銀座線オレンジライン(オレンジ)
丸の内線レッドライン(赤)
日比谷線シルバーライン(銀ネズミ)
東西線スカイライン(ライトブルー)
千代田線グリーンライン(緑)
有楽町線ゴールドライン(黄土)
半蔵門線パープルライン(紫)
南北線エメラルドライン(エメラルド)
有楽町線新線ブラウンライン(茶)
浅草線ローズライン(ピンク)
三田線ブルーライン(ブルー)
新宿線リーフライン(黄緑)
大江戸線マゼンダライン(牡丹)

大阪市営地下鉄のラインカラーは、id:SHIGE:20030401 さんが書かれているの見つけたので、流用させていただいた。ただ、堺筋線が「赤紫」というのだけはちょっとイメージと違うので、「茶色」と併記しておいた。

*1:MS-IMEが一発変換してくれないのは差別語扱いなのだと思うが、原文でも色盲となっている(色覚異常と色覚障害の総称として)ので、それに倣った。