営団が消える

車両のSマークの撤去が始まっている。
なぜか、営団東京地下鉄に変わってもSマークは変わらないものだと思い込んでいたのだが、そんなわけはないのだった。
今日地下鉄博物館へ行ったのも、Sマークがついている状態の車両を記録に残そうとうろうろしていたついで。もっとも写真のほうは大したものは撮れなかったが。
今、駅や車内のあちこちに見られるSマークと「営団地下鉄」「帝都高速度交通営団」の文字は、あと2ヶ月余りで消え去り、二度と戻ってこない。あまり騒がれていないが、「国鉄」の文字を見て郷愁に浸れるタイプの人なら、今の時期かなり真剣になるべきなんじゃないか、と、そういうものを眺めながら思いをめぐらしていた。今日が1987年1月24日だとしたら、何をしたい?