京王新ダイヤ初日

今日は京王電鉄の「ダイヤ改定」の日。「改正」ではない（写真参照）のには妙な気配りを感じるが、ポスターやパンフレットには改善点しか書いてないのはどこのダイヤ改正とも同じこと。
今朝は新ダイヤ初日、なおかつ雨。こういう場合、多少の余裕を見て出勤するのに越したことはないわけだが、結果は案の定だった。京八発の急行だが、烏山発時点で7分、新宿着時点では10分の遅延。混み方も尋常でないもので、烏山で乗り込むのも一見不可能に見えるほどだった（それに乗り込もうとするから余計に遅延する）。
今日は山手線で人身事故があったらしく、その振替輸送のせいで遅れたんだなんていってる人もいたが、そんなことでここまでは混乱しないだろう。
混雑路線の乗客というのは半ば無意識のうちに空いてる列車・車両に分散していくものだが、ダイヤを一箇所でも変更すると、いままでそのようにして均一に分散していた乗客にわずかな偏りができてしまうもの。それが積もり積もって大混乱になっていく。これが収まるには路線によって数日から数週間を要する。慣れるまで待つしかないということだ。
そういえば最近、中央線の踏切のニュースを聞かない。踏切を拡幅するなどの改善の効果もあるのだろうが、むしろこれも、通行人がようやく新しい踏切のサイズに慣れてきたというのが大きいのではないかと思う。